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CGの使い方など

3DCGソフトのBlenderが無料(オープンソース)になった理由

Blenderは、有料ソフトにも負けないほどの機能を搭載している3DCG制作ソフトウェアです。オープンソースとして公開されているため、CGに興味がある人も始めやすいメリットがあります。

Blenderのはじまり(歴史)

CGの世界がすごい!どうやって作ってる?

 

一度は疑問に思ったこともあると思います。パソコンで「モデリング」と呼ばれる方法を使いながら一つずつ形にしていきます。

 

現実では難しい世界をイメージして形にできるので妄想好きにはたまらないツールです。例えば、虹の上を歩く人を映像の中で見せたり、動物が会話をしている姿も見せることができます。

 

3DCGを楽しむためのソフトはたくさん存在します。中には数十万円から数百万円かかるものまで。無料で使えるBlenderのソフトは、有料ソフトに引けを取らない機能が豊富に搭載されていますが、世界中から支持されています。

 

そう、無料で使えるのです。

Blenderを無料で使える理由

無料で使えるCGソフトが嬉しいところ。Blenderは無料で利用できるソフトは本当です。しかし初めは有料ソフトでした。

 

元々Blenderの会社はオランダのCGスタジオ、NEOGEO社に在籍していたトン・ローセンダール氏が、1989年に「インハウス・ツール」として使用していたのが始まりです。

 

「Traces」の後継として開発を行う為に、Not a Number Technololgies(NaN)社を設立しました。ところが、2002年にNaN社は倒産。

 

これからといった時にBlenderは姿を消そうとしていました。その危機を救ったのがトン・ローセンダールさん。これまで共に仕事をしてきた相棒とも言えるBlenderのツールを簡単には手放すことができませんでした。

 

ついに誕生します。

 

Blender Foundation」を設立しました。Blenderの始まりはここからスタートします。

Blenderソースコードの開放

トンさんがいなかったらBlenderは存在していませんでした。ところで会社を作ったってことは、お金を稼がなければいけません。Blenderの維持にはある程度の開発費が必要です。

 

しかし無料で使えるBlender

 

トン氏は、「ソースコード開放」を合言葉にしました。そして募金キャンペーンを開始した結果、ソースコードを再びその手に戻すことができました。

 

現在のBlenderは、募金を募りつつ、GPLの元、オープンソースウェアとして世界中で開発され、無償配布されています。

 

ようするに、Blenderは世界中の人たちの募金で成り立っているのです。Blenderユーザーが支えながら育てているのが3DCGソフト「Blender」になります。